テレビで

昨夜、1年前の西日本の電車脱線事故の被害者の闘病生活、というのを見た。
事故の時、口の中には、たくさんのガラスの破片が入っていて、救出した隊員の人は、
その破片をボールペンで出した、と言っていた。その女性は、脳に大きな損傷を負ったらしく、先月まで言葉を発することが、できなかったという。
その女性が元気な時の写真が映った。元気な働く女性といった感じだった。
今、車椅子に座ってテレビに映る彼女を見て、大きなショックを受けた。
事故のすごさを、あらためて実感したという感じだ。
一瞬にして、多くの人の命を奪い、そして、多くの人の生活を変えてしまったんだな、と。
本当に恐ろしい事故だったんだな、と思う。あれから1年経ち、日々いろいろなニュースがある中、私たちはだんだんと忘れていた。今もこのように闘病生活を送っていることを知り、とても悲しい気持ちになった。事故の前のような明るい笑顔が戻りますように、回復を祈ります。