ペットとの別れ

飼っていたウサギが空に旅立ち、早2ヶ月が経つ。
テレビで、坂本九さんの奥様が彼が亡くなってから、何十年も家族で彼の話にふれなかったと言っていた。その気持ちがわかる気がする。
ウサギと言っても、我が家では、犬のように飼っていた。ケージには入れずに、放し飼いにしていた。私にとっては特別な存在だった。2ヶ月が経ち、やっと、本当にいなくなってしまったんだ、と実感している。今までは、ショックの方が強かったのかもしれない。病気だったので、その姿を見ているのは、とてもつらかった。
こんなに辛いことが起きたのに、毎日は今までと何も変わりなく過ぎるのが、とても辛かった。毎日、必ずいた彼が、その場所にいない、という事実、これは、本当にさびしく、
心の中に、大きな大きな空洞ができてしまったかのようだった。
彼は今、空で、幸せに暮らしているだろう、と思うが、彼がいないという現実は、今も
私にとって、とても辛い光景だ。しかし、こうやって、日記に彼のことを書けるように
なった。2ヶ月前、「虹の橋」のお話を読んで、とてもなぐさめられた。
彼と過ごした、5年2ヶ月、とても楽しかった。そして、本当にほのぼのとした気持ちにさせられた。本当に楽しかった。幸せな気分をたくさんもらった。
病気は、大変だったよね。今は全部治って、空で元気に、走りまわっていると思う。
又、会おうね、それまで、お互い元気でいましょう。